2025.12.7手打ちそば講座

12月7日(日)に手打ち蕎麦講座を開催いたしました。18名の申込みがあり、抽選の結果、10名の方が参加されました。講師は、3月に開催した講座に引き続き、「恵庭手打ちそばの会」の皆さん10名が担当してくださいました。受講者10名に対して講師10名という、マンツーマンの充実した指導体制となりました。

まず、村里会長とそばの会の皆さんの自己紹介があり、続いて当日の実技の手順について説明してくださいました。

今回使用するそば粉は風連産で、一人あたりそば粉400gと小麦粉100gを使った二八蕎麦です。
会場の都合上、受講者は2グループに分かれ、1班・2班の順に実技を行いました。実技では講師の指導のもと、「ふるい」「加水」「水回し」「こね」「菊練り」「地延し」…と工程が進み、最後に「切り」を行いました。

「切り」は、均一の太さにすることが大切で、太すぎても細すぎても良くないそうです。「包丁三日・延し三月・木鉢三年」という言葉は、そばを打つ際の技術面をわかりやすく伝えたもので、「切り」は比較的短時間で習得でき、「切り」以外の工程の方がはるかに経験を必要とするそうです。受講者が打ったそばは、各自自宅へ持ち帰りました。帰宅後は、ご家族と一緒にそば打ちの話をしながら味わったのではないでしょうか。

最後は、講師の皆さんが事前に打ってくださったそばで、全員が「冷やしぶっかけそば」を試食しました。受講者からは「香りがいいね」「おいしいね」といった感想が聞こえ、講師の「おかわりありますよ!」の声に「はい、お願いします」と応える声があがりました。ほぼ全員がおかわりをし、そのうち数名は2度目のおかわりまでしていました。

アンケートを見ると受講者の皆さん大満足の様子で、おいしくて楽しいとても充実した講座になりました。
「恵庭手打ちそばの会」の皆さん、心のこもったご指導と美味しいおそばをありがとうございました!