2025.9.24 清田区民シニアスクール 『包括支援センターの役割』『住宅に潜む火災危険と対策』

1時間目は「包括支援センターの役割」です🏠✨

講師は、清田区第2地域包括支援センターの主任介護支援専門員・河口さんと、保健師・武田さんです。地域包括支援センターは「高齢者に関する相談窓口」であり、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるように、さまざまな支援をしているそうです。

お話の内容は大きく3つ。
① 清田区の今と昔、そして少子化・高齢化のこれから
② 地域包括支援センターの役割と活用方法
③ 「老後に備える10か条」

「老後に備える10か条」では、かかりつけ医の大切さ、在宅医療、介護保険、行政サービス、リビングウィル、終のすみか、成年後見人など幅広いテーマが取り上げられました。さらに、特別な“11か条目”として「困ったら誰かに相談する」というアドバイスもいただきました!

シニア生からは「とても身近な内容で参考になった。万が一のときにはぜひ包括支援センターを活用したい」といった声が聞かれました。

包括支援センターの役割についての講義

6年生の教室で色紙贈呈

2時間目は「住宅に潜む火災危険と対策」です🔥

講師は清田消防署の大野消防指令と署員の方々です。

身の回りには、スプレー缶やアルコール製品、ストーブ、たばこなど火災につながる危険物がたくさんあります! 映像を見ながら、改めてその危険性を学びました。

さらに実験では、電気火災の怖さを体感しました。
コンセントとプラグの間にたまったホコリやゴミが湿気でショートし、発火する「トラッキング現象」、そしてタコ足配線やコードを束ねたまま使用することによる発熱…、ちょっとした油断が火災につながることを目の当たりにしました。

「電気火災の恐ろしさを実感した。帰ったら家の中を点検しなければ!」と話すシニア生も多く、日常の安全意識がぐっと高まったようです。

住宅に潜む火災危険と対策

住宅に潜む火災危険と対策(実験)

終わりに

最後に、先週作ったお礼の寄せ書きを6年生の各教室に届けました。シニア生の代表が挨拶をして、直接手渡しました。感謝の気持ちがきっと伝わったと思います。