2025.10.29 清田区民シニアスクール『おいしい煎茶の淹れ方講座』『体力測定とヨガ入門講座②』
1時間目は、「おいしい煎茶の淹れ方」です。
講師は、日本茶カフェ 茶楽逢(サライ) の店主 井上さんです。
先生によると、お茶は約4,000年以上前から飲まれていたといわれ、古くは薬として扱われていました。やがて嗜好品へと変化し、薬として飲まれていた名残から、お茶を数えるとき「一服、二服」と数えるようになったそうです。お茶には「緑茶」「烏龍茶」「紅茶」などがありますが、実は同じツバキ科の茶葉が原料で、加工方法の違いによって種類が分かれています。
今回はその中でも「煎茶」に注目し、どのように淹れたらおいしくいただけるかを学びました。
おいしいお茶の淹れ方は、次のポイントを押さえることが大切です。
- 茶葉の量:一人分 軽くスプーン1杯
- お湯の量:湯飲み茶碗1杯
- お湯の温度:適温は約60℃
- 抽出時間:お茶の種類によって異なる
シニア生は二人一組になり、嬉野茶と八女茶の2種類を、それぞれポイントに沿って淹れ合い、用意していただいた和菓子と一緒に味わいました。
「淹れ方ひとつで、こんなに味が変わるなんて!」と驚く声が多く聞かれました。
最後には、急須に残った茶葉に鰹節をのせ、ポン酢をかけるとおいしい、ということも教えていただきました。実際に試してみると「おいしい!」とすべて食べてしまう組もありました。
とても勉強になり、楽しく、そしておいしい授業でした。

おいしい煎茶の淹れ方講座

おいしい煎茶の淹れ方講座
2時間目は、「体力測定とヨガ入門講座②」で、7月2日に続く2回目です。
【前半:体力測定】
講師は、介護予防センター 白鳥さん 他3名の方が務めてくださいました。
シニア生が自分の介護予防や健康状態を知るため、前回も授業で体力測定を行っています。
前回と同じ項目を測定しました。
- 5m歩行時間
- タイムアップ&ゴー
- 5回立ち座り
- 開眼片足立ち
- 握力
測定後は結果の説明があり、「体力を維持し、生き生きとした生活をするため」のアドバイスをいただきました。
【後半:ヨガ入門講座】
講師は、ヨガインストラクターの WAKANA さんです。
ヨガの基本である「鼻から吸い、鼻から吐く」呼吸法に意識しながら、まず椅子に座って行いました。シニア生には少し難しい動きもあったようですが、講師の動きに合わせて一生懸命に取り組んでいました。
次に立った状態で体を動かし、普段使わない部分をほぐしていきました。中には辛そうなポーズもありましたが、最後まで頑張っている姿が印象的でした。
ヨガは血液やリンパの流れを良くし、健康維持(フィジカル、メンタル、マインド)に良い効果があると言われています。普段と違う動きで少しきつかったものの、シニア生は清々しい汗をかいいました。

体力測定

ヨガ入門講座
放課後
地区センターで17期生(令和7年度生)の懇親ランチ会を行いました。
それぞれが自分の今の生きがいなどについて発表し合い、和気あいあいとした楽しい時間となりました。ランチのあとは、麻雀を楽しむ姿も見られました。


