2025.10.22 清田区民シニアスクール『2年生との交流:授業参観』『地域で活躍している人の話を聞こう』
今日の授業は、『2年生との交流:授業参観』『地域で活躍している人の話を聞こう』です。
1時間目の前半は、2年1組の「国語」と、2年2組の「図工」の授業を参観しました。
シニア生は7人ずつの2グループに分かれ、1組と2組を交互に参観しました。
「国語」の授業では、「主語」と「述語」について学んでおり、先生の質問に対して、子どもたちは元気よく手を挙げ、大きな声で答えていました。明るく積極的な姿がとても印象的でした。
「図工」の授業では、紙コップ2個と輪ゴムを使ったおもちゃ作りに取り組んでいました。
完成した作品はシニア生にも紹介してくれました。
その後は、タブレットのカメラで友達の写真を撮影し、その写真に紹介文をつける活動へ。タブレットを使いこなす2年生の姿に、シニア生は驚いていました。
1時間目の後半は体育館へ移動し、シニア生と2年生が一緒にストレッチ体操を行いました。
シニア生は9月にこのストレッチ講座を受講していたため、スムーズに体を動かしていました。
2年生は、椅子に座ったまま肩を回すなど、少し変わった体操に最初は戸惑いながらも、
「痛い!」「回らない!!」と声をあげながら、楽しそうに取り組んでいました。
最後は、北村講師のリードで、音楽に合わせて全員でストレッチ体操を行い、終了しました。あっという間に時間が過ぎ、シニア生も子どもたちも、まだ続けたそうな様子でした。

2年生の国語授業参観

2年生とシニア生のストレッチ体操
2時間目は、「地域で活躍している人の話を聞こう」の時間です。
最初の講師は、平成17年に「美しが丘クラブ」を創設した、シニアスクール6期生の猪俣講師です。
「美しが丘クラブ」は現在会員約50名の、札幌市老人クラブです。
講師からは、
・地域での仲間づくり
・諸団体と協力した社会活動、健康・福祉向上の取り組み
・お花見、街路樹への花植え、研修旅行、パークゴルフなどの活動
・「孤独死対策」の見守り勉強会、防災勉強会(年1〜2回)
などについて、事例を交えて興味深いお話をいただきました。
最後に、「シニアにとって、『今日、用(教養)がある?』『今日、行く(教育)ところがある?』が大切です」
というメッセージが印象に残りました。
二人目の講師は、地区センターと連携し活動する地域コミュニティ「3世代サロン つなが〜る」 の代表・村上講師です。
「3世代サロン つなが〜る」は、心をあわせ、力をあわせ、支え合いながら、人と人とのつながりを大切にし、地域コミュニティの再生に役立つことを目的とした団体です。
具体的な活動としては、
・「子どもを預けたい」「役に立ちたい」「楽しみたい」「時間があるので手伝いたい」「困っている」といった思いを持つ地域の人を “つなげる場所” を提供
・大人の学習塾、パソコン講座、健康マージャン講座など、さまざまな教室を開催
といった内容を紹介してくださいました。
シニア生の中には、マージャンなどの教室に興味を持ち、入会を検討する方もいたようです。

地域で活躍している人のお話 「美しが丘クラブ」

地域で活躍している人のお話 「3世代サロン つなが〜る」



