2025.10.15 清田区民シニアスクール『蕎麦打ち講座』

今日の授業は、1時間目と2時間目ともに蕎麦打ちです。講師は北海道蕎悠会の皆さまに担当していただきました。シニア生14人は、2人1組の7班に分かれ、「よろしくお願いします」「頑張りましょう」の声が飛び交う中、蕎麦打ち講座が始まりました。

最初に、3名の講師によるデモンストレーション(実演)が行われました。
手順は、①ふるい ②加水 ③水回し ④練り ⑤地延し ⑥丸出し ⑦四つ出し
⑧肉分け・幅出し ⑨本延ばし ⑩たたみ ⑪切り と進んでいきます。
シニア生は、その流れを真剣なまなざしで見守っていました。講師が打った蕎麦は、後で試食できると聞き、少し笑顔がこぼれました。

蕎麦打ち 講師による実演

蕎麦打ち ふるい

いよいよ、各班の蕎麦打ちがスタート。
蕎麦打ちは初めてというシニア生が多かったものの、各班には講師が1名ずつ付き、実演の手順に沿って、丁寧に、分かりやすく指導してくださいました。

女性の方は飲み込みが早く、手際よく進めていました。一方、男性の方は緊張していたようで、肩に力が入り、講師から「もっとやさしく」「リラックスして」と声をかけられている場面もありました。

「たたみ」の後の「切り」は特に難易度が高く、
「お蕎麦屋さんみたいにはいかないなあ」
「これは…うどんみたいだ」
など、あちこちから笑い声が上がっていました。
完成した蕎麦は容器に入れ、それぞれ持ち帰りました。

蕎麦打ち 切り

蕎麦打ち 試食会

後片付けが終わると、講師が実演で打った蕎麦の試食会です。
テーブルごとに蕎麦打ちの感想や、蕎麦についてのミニ講義が始まり、とても楽しい時間となりました。最後に、シニア生から蕎悠会の皆さまへ感謝の言葉をお伝えし、講座は終了しました。

自分たちで打った蕎麦は、蕎麦打ちの思い出話をおかずに、ご家族で美味しく召し上がったことでしょう。味を心配していたシニア生もいましたが、きっとおいしかったはずです!