1/25(土)『冬の天文講座』

1/25(土)に『冬の天文講座』を開催いたしました。

望遠鏡の仕組みについて
今回の天文講座では、初めて天体望遠鏡キットを使って望遠鏡を作成しました。最初に、由水先生が望遠鏡の仕組みについて説明してくださいました。レンズを通すと画像が反転してしまうことや、光がレンズ(プリズム)を通過すると波長によって虹のように分かれる現象について学びました。望遠鏡では、それを補正するために複数のレンズを組み合わせるなど、さまざまな工夫が施されています。今回作る望遠鏡は、対物レンズ40mm・15倍のものです。

望遠鏡の組み立て
先生の説明を聞いた後、親子で付属の説明書を確認しながら、慎重に望遠鏡を組み立てました。さらに、先生が用意してくれた望遠鏡固定用の一脚も取り付け、しっかりとセットしました。

完成後の観察
望遠鏡が完成すると、参加者たちは地区センターの駐車場に出て、自分たちで作った望遠鏡をのぞき込み、周囲の景色を興味深そうに観察していました。今回は明るい時間帯の開催だったため、夜空の星を直接見ることはできませんでしたが、由水先生から「今夜は天気が良いので、西の空に明るい金星が見えますよ」と教えていただきました。
参加者の皆さんは、夜空に輝く金星を想像しながら、ワクワクした気持ちで帰宅したのではないでしょうか。